どーも。
最近、あっちゃこっちゃで投稿やら何やらで
自分でも何を書いているのか分からなくなってきた
和道士のスギです。
ただでさえ、ファミコン並みの容量なのに。。。
頭の中パンパンでございます。。。
さて、久しぶりにブログを気ままに続けていたら、
過去に体験したことを書くのもありかなぁと思い、去年の年末
初めて行った着物の展覧会についてちょこっと書こうかと思っております!
世界196カ国の着物を作る『キモノプロジェクト』
この展覧会の話をする前に、一般社団イマジン・ワールドの
「キモノ・プロジェクト」のことを話さねばならないです。
キモノ・プロジェクトとは。。。
公式HP:
『世界はきっと、ひとつになれる』というメッセージを世界に発信していくため、
日本が世界から注目される2020年に向けて展開していくプロジェクトです。
HPなどからのお言葉をお借りすると、
世界196ヶ国それぞれの歴史や文化の素晴らしさを表現した「KIMONO」を
日本を代表する着物作家達の卓越した伝統染色及び織り技術により制作し、
世界を「おもてなし」致します。KIMONOを通し、日本の素晴らしい文化と技、「和」を重んじる精神性
「世界はきっとひとつになれる」というメッセージを世界に伝えていきます。
出典:http://piow.chips.jp/piow/company/
という事。
日本の和の伝統、技術の代表である「着物・キモノ」で、
世界各国を彩り、私たち日本人が和の文化・精神・想いを再認識し、
和の文化を世界に発信していき、日本から平和・友好のメッセージを
伝えていく。(←スギの勝手な解釈)
ただ単に世界の着物を作ればいいと言うわけではありません。
その国の観光や名物、名所などを勉強する事はもちろん、
より深くその国に住んでいる人たちと同じ気持ちになって作っていかないと
本当にいいものは生まれません!!
…とこれまた勝手な解釈ですが(;゚ε゚´)a
とにかく壮大なプロジェクト!!
各国の着物を着物を制作する費用は、寄付金から出ており、
これまでに50カ国の着物が完成しています。
現在も、全国各地で加賀友禅や、名古屋で言うと有松絞りなどの
伝統工芸の職人さんとデザイナーさんがタッグを組み制作が進行中です。
僕がこのキモノ・キモノプロジェクトの事を知ったのは、何を隠そう
心の師匠である伊藤研人さんとの出会いがきっかけでした。
研人さんはこんな方↓
僕と研人さんの出会いはこのブログを見てください!
blackspider-playboy-cool.hatenablog.com
実は研人さんはこのキモノ・プロジェクトの副代表をされています。
←確か最近、共同代表になったハズです。
去年の11月の研人さんとお会いする前から、このプロジェクトの
事は知っていましたが、研人さんと出会いでより深く知る事になりました。
お話の中で、研人さんが僕と会う前にテレビの取材を受けてきたと聞き、
その取材こそが、キモノ・プロジェクトに関わるものでした!
そして、12月の年末に名古屋で完成してる何カ国かの着物を集めて、
展示会をやると聞き、これに行かねば、何とする!!
くらいの気持ちで、展示会に行くのであった!!
着物ってこんなにスゴイのか⁉︎可能性を垣間見る!!
そして、展示会当日!
同じ着物が好きで、素敵な友人と一緒に会場の国際センターへ。
会場には30着ほどの着物がズラリと…
ぱっと見はやっぱり…着物や!
でも全然違った!!これまでの僕の着物の概念というか、
イメージが180度変わった!いや、本当に!
どの国も、全く柄というかデザインが違う!
大胆なデザインの着物もあれば、細かいデザインがしてあるもの、
どの国にも、遊び心があり変な言い方になりますが、
ひとつの着物に本当にその国が凝縮されている!!
そんな素敵な着物ばかりでした!
写真では伝わりにくと思いますが、皆さんにも
この素晴らしい着物たちを見て欲しいと思い、何点か紹介していきます!
コチラはイギリス!
会場に並んでいた着物の中で僕が1番好きな着物です。
これ分かりますか?
着物の中にでっかいユニオンジャックが入ってるんです。
そして着物の中に描かれているデザインの中には、
スパイ映画で有名に「007」のジェームズ・ボンドや、
アリスなどが描かれています!
洋なのに、『和』になっている!この着物をイギリスに着て行ったら、、、
考えただけでゾクゾクします!!
続きましては、
ドイツ!!
イギリスの着物とは全く違う着物でした!
音楽を愛する国ドイツならではの、デザイン。
ピアノの鍵盤や音符などが描かれ、どこかポップだけど、
でも着物の『和』を感じられます。
ちなみに撮り忘れましたが、帯の柄はバームクーヘンでした!
着物のデザインもさる事ながら、それに合わせる帯も各国ならではの
デザインで着物と帯の組み合わせもまた魅力の一つです。
お次は、
パッと見ると日本独特のデザインのようにも見えますが、
日本との繋がりを求めて、桜にあたる「ラパチョ」の花が大きく描かれ、
パラグアイを代表する虹色のレース「ニャンドゥティ」が友禅によって
色鮮やかに表現されています。
決まった形の中に自由がある!それが着物のすごいところ!
なので、こんな遊び心もあります。
袖の裏、着たらほとんど見えない部分にベルギーワッフルのデザイン。。。
足部分のこれまた見えない部分にパンダとグラスたち。。。
僕が思う、着物、日本の文化たちのオシャレなところがこの部分!
普通に着ていたら絶対見えない部分、裏地や、柄の細かい部分にまで、
遊び心を持って丁寧に仕上げる!!
これって和の文化独特なものではないかと思います。
他にも紹介しきれない、素晴らしい着物たちがたくさんありました!
本当に全部紹介したいけど、そしたらとんでもない事になるので…
各国のオモシロイ着物を見ていて、僕自身改めて着物って凄い可能性を
まだまだ秘めていると実感。
『着物=和のもの』というイメージばかり持っていましたが、
和でも洋でも取り込める「着物」は「KIMONO」なのだと再認識できました!
来年にはささしまライブで、実際に着た姿が見られる
ファションショー的なものが開催予定の様です!
ではでは、また!
気ままに押してください↓