日々、気ままに綴る…

日々、和の事を考えながらやりたいことしてます。

『やらねばリスト』その1。ものづくりの職人さんと友達になるって結局どゆこと?

あっども。

和のものづくり大好き 和道士 すぎ です。

 

今年はFacebook以外でもしっかりと自分のことを発信して行こうと思いまして。
とはいえ、中々に慣れないことなので何を書こうかと迷いつつ…
とりあえずは前回、投稿した2018年『やらねばリスト』

 

blackspider-playboy-cool.hatenablog.com

 自分の頭を整理する意味も含めて、
一個一個まとめていこうかと思います!

 

気ままに綴るんで、気ままに読んでくださいね。

 

僕がものづくり・職人さんを大好きな理由。

僕は、ものづくりをしている職人さんたちが大好きなんです。
日本の伝統や技術を受け継ぎ守っている職人さんはもちろん、
ジャンルを問わず、「ものづくり」をしている人たちは、みんな大好きです。

でも、昔の僕は今とは全く正反対の想いを持っていました。
「作る」こと嫌いだったんです。

手先が不器用で、作ることが本当に苦手で…嫌いで…
小学校の夏休みの自由工作は親に作ってもらってました笑
反面、兄は手先が器用だったので余計にコンプレックスに…

自分が作ることは少なく、兄や父が作ってる姿を見る事が多かったです。

・作ること→苦手、嫌い

という今とは全く正反対の立場にいた僕が、何故に今の

・作ること→大好き

・職人さん→大好き

というサイクルに変化したのか。

 

1つに僕の母の影響があります。

僕の母は、料理をする時に包丁を一種類(一本)しか使いません。
母は僕に負けず劣らずの大雑把で、面倒くさがりなところがあります。
そして不器用です笑

そんな母なので、最初は僕も材料のたびに包丁を替えるのが
手間なのだろうと思っていました。

とはいえ気になるには気になるので、ある時母に
「なんで包丁を一種類(一本)しか使わないの?」
って聞いたんです。

そしたら、意外な答えが返って来ました。

母も若い時に一度だけ、今使っている包丁を研ぎ屋さんに持っていって
研いでもらった事があるそうです。
その時研ぎ屋さんから、
「この包丁はすごくいい物だから、ちゃんと使ってあげれば
ほとんど研いだりしなくても一生使えるよ。」
と言われたそうです。

この時の言葉が母の中に残っているのでしょう。
実際に今でも、その包丁は現役です。
おそらく僕よりも年上です!
僕よりも母とは長い付き合いです笑

研いでるところもあまり見たところはないです…笑
でも確かに切れます。まだまだ切れます。

この時の母との何気ない会話がものづくりに対する想いのルーツです。

実は、この自分の中にあるこのルーツ的な部分…
改めて思い出したの最近なんです。

きっかけは投稿に何度も出てくる株式会社 和える の代表
矢島里佳さんの著書「和える」です。

 

和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家)

和える-aeru- (伝統産業を子どもにつなぐ25歳女性起業家)

 

 

この本の中で、矢島さんも小さい頃の母の姿に影響を受けた
という感じのことが書いてありました。

僕も、色々な方とお会いしお話をしていく中で必ず
「どうして和なものが好きなの?」
「ものづくりの何が好きなの?」
ってよく聞かれます。

今だから言えますが、よく答えに困ってその時答えた理由が、
本当に自分がものづくりを好きな理由なのか自分でも分からない
ことがしばしばあり、モヤモヤしていました。

自問自答を繰り返し、「和える」がきっかけで思い出した自分の中のルーツ。
今なら自信を持って答える事ができます。

母との何気ない会話から、

「ものづくりっていい物であれば、ずっと“残る”もの。
それを作る職人さんてすごい。」
という想いが自分の中に生まれました。

 

職人さん(作り手)と出会う中での自分のポジション

職人さん…というか、ものづくりをしている作り手さんの
こと大好きですし、母の影響もあってすごいと思っているので、
よく各地で開催されている、ハンドメイドイベントなどにはよく顔を出します。

多い時は、毎週のようにどこかのイベントに参加。
時には会場をはしごしたりして年間で80以上の会場を
見て回っていました。

そんだけ顔を出していると、大体顔馴染みの作り手さんが出来たりするもので、
名古屋で出会った作り手さんと東京や大阪のイベントなどで
お会いすることも多々。いつもとは違う会場でお会いできると、
それはそれで嬉しいものです。

僕の経験上にはなりますが、素敵な人柄の作り手さんは、やはり作る作品も
素敵なものばかりです。作品にその人の想いが表されている感じが伝わってきます。

ただその反面、昔に比べて売るのが難しくなった、売れなくなった
なんて言葉も聞く様になりました。

そんな話を聞く中で、大好きな作り手さんの何か力になれないかと
思い、「モノが売れるためには」という疑問を解決するため、
2017年はマーケティングブランディングを1年かけて学びました。

自分が作った作品を、本当に必要としている人に届けるため、
STP分析や3C分析、様々なリサーチや数字、その他様々な情報を分析し、
狙ったターゲット層に売っていく。
僕が考えるマーケティングって大まかにこんな感じです。

この知識を使ってサポートできれば、少しは役に立てるかもしれない!
そう考え、実際に仲良くさせてもらっている作り手さんの話を聞き、
どんなターゲット層に向けて発信していくか分析し、アドバイスさせて
いただいた事もあります。

マーケティングをしている時は意外にも、楽しかったです。
元々、情報を集めたりそれを自分なりに分析して、答えを出して行くのも
嫌いでは無かったので。
それなりに役に立てている!なんていう自己満足もあったので…

でも、結局のところは自己満足。
大きな結果や成果は出せずにいました。
上手くいかないイライラと、結果が出せない焦り…
本当にマーケティングは必要か?という疑問だけが膨らんで行きました。

なんか自分がやっているマーケティングって、どこか人任せなところが
あるなぁって感じていたんす。

『和える』代表 矢島里佳さん 『ファクトリエ』代表 山田敏夫さん の話を聞いて

そんな疑問を持ちながら、昨年の12月、大阪にて
株式会社和えるの代表 矢島里佳さんの講演会に参加する機会があり、
がっつりとお話を聞いてきました。

何度も言いますが、僕は『和える』という会社が大好きで、

a-eru.co.jp


代表の矢島さんの話を聞いてみたいとずっと思っていました。

序盤で紹介した矢島さんの著書を読んで、よりその考え方に共感し、
講演会でのお話も自分の和に対する想い、考えを後押ししてくれてると
思えるくらい、自分の中にストンと落ちてきました。

また翌月の2018年1月には、和えるさんと同じくらい好きで、
気になっていたファクトリエさん。

factelier.com

その代表 山田さんのお話を聞く事ができました。
しかも、名古屋の星ヶ丘テラスにあるファクトリエさんの実店舗にて!
矢島さんと同じ様にストンと自分の中に落ちること、
自分がまだ知らない日本のものづくりの現状を知ることができました。

今、思うと12月、1月と続けて自分が大好きな企業の代表さんのお話を
聞ける機会をいただけるとは、相当なラッキーもんです。

尊敬するおふたりの話を聞き、その話の中に共通する部分を発見し、
それこそ今の自分に足りないものだと気づかされました!!

それは、矢島さんも山田さんも実際にものづくりの現場に行くという事。
現場で働く職人さんの生の声を聞き、その仕事を生で見て、
現場と同じ目線で何かを生み出しているということです!!

職人さんと同じ目線で考え、一緒に作り、「本当に良いもの」を作り出す。
だからこそ、和えるさんもファクトリエさんも共通して、
ほとんどマーケティングをしないという事でした。

これを聞いた時、僕に足りないものと、これからどう職人さんと
向きあっていくべきかの道筋ができました。

それまでは、マーケティングブランディングの知識を使って、
職人さんにアドバイスディレクションをしていくという外からの
視点。結局は「お客様からの視点」だったのではないかと思います。

これってつまり、
「作品はとても素敵ですね。でも発信ができてないので
もっと頑張って行きましょう」
という、とてつもなく上から目線だったと思います。

なんて、おこがましい…
頑張っていない作り手さんなど居ないのに…
これでは本当に職人さんの想いを届けることのお手伝いなどできません!

そこから、僕が考えたのが今年のやらねばリスト その1
『職人さんと友達になる』です。
職人さんと友達になる事が、彼らをサポートすることになるのか?

……

………

なります!!
僕の中で友達になることはその人の事を「識る」ということです。
その職人さんがどんな人で、どんな作品を作って、どんな想いを持って
作り続けているのか…それを識る事ができる僕の中での唯一の方法です!

実はこの考えに至ったきっかけをくれたのも、和えるの矢島さんなんです。
大阪の講演会にて僕が質問させていただいた
「職人さんとうまく話すにはどうすればいいでしょうか?」
という疑問に対して、矢島さんが
「私は、その職人さんとお友達になりたいと思ってお話しています」
という答えからでした。

僕は、職人さんとお話をしているとなどんどんと緊張してしまって
聞きたい事が聞けなかったり、意図する質問ができなかったりして、
うまく繋がれ無かった経験が何度かあります。

理由は、その職人さんが凄いという気持ちと、とにかく役に立ちたい
何か力になれる事はないかという気持ちが先立ってしまう事、
その人自身を知らずに、ゴールばかりを考えてしまう事にありました。
そして、その人の「想い」を聴く事ができずにいました。

これには、僕自身が人に自分の多くを知られるのが怖いという壁があり、
それが、相手に何か質問する時に出てしまっていたのだと思います。

本当に、職人さんを知り、現場の声を知り、その想いを知り、彼らと同じ目線で
行動していくためには、彼らを『識る』ために『聴く』事が必要です。

その為に、職人さんと『友達になる』ことが僕の今年の…


いや!今年からのやらねばリストその1です。