日々、気ままに綴る…

日々、和の事を考えながらやりたいことしてます。

他人事では無い!!「はれのひ」事件から考えるこれからの時代。

どうも。

和道士のすぎ です。

久しぶりにブログで発信してみます。

 

ほんとは2018年の抱負的なものを書こうと思ったのですが、

和の人として、やはり放っておけない問題なので

今回の「はれのひ」騒動を僕なりの見解で考えていこうかと思います。

 

参考にしたのは週刊ダイアモンド社のこの記事です。

diamond.jp

 

今回の騒動を知っての僕の関心度

一生に一度の成人式。

多くの女性が振袖を着て大人の仲間入りをするまさに「晴れの日」。

子を持つ親であれば自分の娘にために、ちょっと無理をしてでも、

高単価な振袖を購入またはレンタルをして最高の思い出を作ってあげたいものです。

 

そんな顧客たちの想いを踏みにじり、成人の日当日に営業を停止。はれのひで予約をしていた多くの顧客が、当日に振袖を着れないという事態が起こり、会社の従業員とは連絡も取れず、はたまた最も責任を取るはずの会社の社長すら行方不明という前代未聞の不祥事となった「はれのひ」騒動。

 

はっきり言うと、最初にこの事件を最初に知った時の僕の反応は「わー大変だねー」くらい。関心度100を最高とするなら、20くらい。まず単純に今の僕には関係の無いこと、自分にはまだ子供がいないこと、男であること、などが要因だと思います。関心度低くない?と思う方も居るかもしれないが、実際そんなものでは無いだろうか?「せっかくの成人式なのにかわいそう…」と感じる方はたくさん居るはずだが、そこから新成人のために何か動き始めれる人は少ない。

 

僕もそんな人間の1人だが、事件から一週間たち改めて今回の事件を自分なりに調べていくと、決して他人事ではなくこれからも起きる可能性のある問題を秘めていることに気付き、あまり明るい話題では無いが、みんなに知って欲しいので今回ブログで書いてみることにしました。

 

そもそも成人式は日本の由緒正しい伝統なのか?

「成人の日」=成人式。

その年に二十歳を迎える子どもたちが大人の仲間入りをし、社会へと出て行く記念日。ざっくりとイメージすると今の成人式の意味合いはこんな感じでは無いでしょうか?では国民の祝日にもなっている「成人の日」はいつからあるのでしょう。

 

成人の日が今のように祝日になったのは1949年以降。

成人の日は、国民の祝日に関する法律祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条によれば「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」 

出典  成人の日 - Wikipedia

とされています。

成人を迎える儀式、習わしは古くからあるものの、現代のような成人式を行うようになった歴史は実はまだまだ浅い。

しかも、成人の日が制定された当時は、国民の反応は冷ややかったようです。

今でこそ年に一回の一大イベントの一つとなったハロウィンも最初はそうではなかっただろうか。制定はしたもの効果が出なかった成人の日(成人式)を今の様な晴れの日にした背景には、着物業界によるマーケティングが一役かっていると週刊ダイアモンドの記事では書かれています。

高度経済成長に伴い国民の生活も少しずつ豊かになる。

→より便利さを求める様になる。

→着ることに手間がいる着物から遠ざかる。

→それまで羽織などを作っていた生産地が振袖に転換。大衆化路線へ。

→全国で様々なキャンペーンを行う。

成人式=「一生に一度。振袖で着飾る」のイメージが定着化。

といったところです。

着物の需要が減少し、着物を着る機会が減ったことにより、成人式を着物(振袖)を着る機会にしていくマーケティングが行われ、それに伴い、それを専門に行う仕事が生まれる。「はれのひ」もその一つです。

 

今回の事件が起こってしまったことと、これからの「選択」。

業界が傾けばそのひずみは顕在化していきます。

今回の騒動には週刊ダイアモンドの記事にも書かれている通り、着物業界の衰退と成人式が一生に一度のセレモニーになっている現在のビジネスモデルにあると言えます。

詳しくはコチラ。

diamond.jp

振袖の着付けやレンタルなど人生で何度も経験する事では無い。

ましてや成人式など一生に一度しか無いのだ。価格の相場が分からない状況では不明瞭な分、業者側に任せっきりになってしまう消費者も少なくない。

そうなってくるとそこに漬け込んで、悪事を働く者が出てきてしまう。

はれのひが最初からそういった業者であったかは分かりませんが、結果的には信頼していたお客様を騙し、多くの方に金銭的にも、精神的にも多大なダメージを与えた事は間違いないです。

 

僕の意見をつけ加えれば、このビジネスモデルに疑問がありつつもそれが「当たり前」になってしまっていることも原因の一つではないかと思います。

皆んながそうしてるから、私もそうする。

たくさん選ぶものがあって分からないから、大多数のこれにする。

現代にはそんな感じの傾向で判断する事が多い。

つまり「当たり前」=「皆んながやっているから、正しい」になっている。

僕も人に流されることは多いので偉そうなことは言えないが、

今回の様に不明瞭な事が多い時などは、周りに流されるのではなく、

自分の意志でしっかりと「選択」すると言うことが大事なのではないでしょうか。

 

勘違いして欲しくないのですが、僕は決して「成人式」などのイベントを批判する気はありません。僕自身も成人した当時は、成人式に参加し、数年ぶりに再開した友人たちに出会える事ができたし、大人としての自覚も芽生えたと…思う。

振袖レンタルや、着付けを専門にしている企業や人を批判する気も全くありません。

一生に一度のことなのだ。親に成人した姿を見せる事が親孝行であり、

親も大人になった我が子を見たいと思うはず。

その記念の日をサポートしたいという想いで仕事をして、

笑顔を作っている人たちもたくさん居る。

 

だからこそ、今回の様な事件はあってはならない。

ただ、今の状況や構造がこれからも続いて行けば同じ様な事件が起き、

また悲しむ人が出てしまう。

そのために、色んな角度から今の状況を知り自分で「選択」していくことが必要だと僕は思います。

 

株式会社ハレノヒからの様な会社もある

最後に…

 

滋賀県にある写真館の話も抜粋して行きたい。

「株式会社ハレノヒ」。

halenohi.com

 

滋賀県に今回の騒動になった「はれのひ」と全く同じ名前の「株式会社ハレノヒ」と言う写真館があるそうです。

 
騒動発覚後、ハレノヒさんにも不安に思った
一部のお客様からお問い合わせがあった様です。
ひらがなとカタカナで表記は違えと同じ名前…
メディアで放送されている会社と何か関係があるんじゃないのか。
消費者からすれば、ある意味では普通の行動だと思います。
 
当然、ハレノヒさん自身もとんでもない事が起こったと感じ
対応に追われたのではないかと思います。
しかしながらこの話のすごいところは、ハレノヒさんを知る
ユーザー(お客様)たちがSNSを使って騒動とは別の会社であることを
投稿・拡散し風評被害を防ごうと動いたことです!
 
これって凄い事ではないですか??
多くの情報が行き交う時代です。一個人が発信できる時代です。
その中には、ウソや不必要な情報もたくさんあることも事実です。
悪く言えば、今回の騒動を面白がって悪用し、
ハレノヒさんに不利益な情報を流す事も可能です。
でもそんな時代にあって、そういった偽りもなく、むしろハレノヒさんを支えよう、
励まそうとした人たちが動きSNSを使って正しい情報を発信していった。

これは賞賛されるべきことだと僕は思います。

詳しくはコチラ

rocketnews24.com

 

さっき僕は「選択」する事が大事だと言いましたが、

選択しても「本当に大丈夫か?」と言う不安は残ります。

そこから先は、当事者間の繋がり「信頼」が何よりも大切になってくるでしょう。

相手を知ることで互いに信頼する。

誰もが簡単に発信できる時代。SNSなどで誰とでも気軽に繋がれる時代。

情報が溢れ過ぎてどれを信じていいか分からない時代。

そんな時代だからこそ、しっかりと「選択」すること。「信頼」と言う事が

これまで以上に重要になってくるはずです。