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【古民家】の改装で1つのことに没頭したにも関わらず、頭がスッキリで色々と見えてきた件

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みなさん、こんにちは!

何も極めないプロ おすぴーです。

 

GWの全てを費やした古民家の改装が

ある程度完成し、なんとか

仕事が稼働できるくらいまで持ってこれました。

 

僕もweb製作会社で働くという

いつも通りの日々が始まっています。

 

今、考えるととてつもなく濃い8日間で

正直に言うと最初、改装を手伝い始めた時は

「間に合うか?これ?」

と言う不安がありました。

 

築100年の古民家を改装するという

普段の生活では経験することのない日々を過ごし、、、

 

「作る・完成させる」という

1つのことだけに没頭する日々を過ごしてみて、、、

 

改めて感じることがたくさんありましたので

少しずつ綴っていきます。

 

 

没頭し続けた日々を終えての想うところ

何度も言うようですが、このGWは「古民家の改装」に

没頭し続けました。

朝から夜まで、何十年分ものホコリをとることに没頭し、

古い壁を壊すことに没頭し、漆喰を塗ることに没頭し、

畳を剥がし、ベニヤを貼ることに没頭し、、、

ただただ完成を目指して、やり続けました。

 

その日の作業がある程度終わると、

ドッと体が疲れ、特に使っていない頭も疲れ、

帰りの電車の中では脳みそがリセット状態でした。

 

元々、入っていたその他の予定に振り絞る気力もなく

頭も働かず、何個か予定を延期させてもらうこともありました。

そのことについては申し訳なかったです。

 

ただ、そんな疲れる毎日でもあっても

とにかく、とにかく、とにかく楽しかった!!!

 

その日その日でやる作業は違えども、

「完成させる!!」という1つの目標が明確にあったから。

いつもとは違う環境の中で、いつもとは違う経験をたくさん

出来たから。

そして、一緒に完成を目指し、一緒に作る

「株式会社 まる」の仲間が居てくれたから!

 

今回の改装の目的は、今後一緒に仕事をさせていただく

まるさんの新しい事務所を古民家に作る。

というものです。

 

立場的に言うと、まるの古民家改装をお手伝いさせて

いただいていたのですが、

それでも、1つの目標に向かって頑張れる仲間が居て

くれるのはとても嬉しく、何よりも励みになります!

 

僕の今年の指針として

「大好きな日本の文化を発信していく仲間を集める」

と言うのがあります。

 

今回の古民家改装でその「仲間」に対しての意識が

ものすごく上がりました。

 

そして、自分自身が色んな意味で不器用で、

だからこそそこに100%向かっていくべきなのだと

気づくことも出来ました。

 

かつて「製造の現場」に居たことが活かされ、色々と出来た

 

今でこそ、僕はweb業界で…

まぁ、まだまだ端くれですが、働いています。

世間的に見ると、クリエイティブとか、オシャレとか、

そういうイメージがあるかもしれません。

 

実際に僕も、web業界で働く前には、

そういうイメージを持っていました。

 

webを始める前、1年ちょっとという短い期間でしたが、

「製造」の業界で働いていたことがあります。

事務とかではなく実際に作業をする「現場」です。

 

皆さんは「トムソン型」というものを聞いたことは

ありますか?

恐らく、多くの人は初耳だと思います。

製造に携わる人でも、あまり聞いたことのがないかもしれません。

 

言い換えると「紙箱の抜き型」です。

お土産に使われる箱やティッシュの箱など、

僕たちが身の回りで使う「紙の箱」には型があるのです。

それがこちら↓

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参考: https://www.packsm.jp/box-punching-die/

このような型です。

このオレンジの部分には、片方が刃のように加工された

金属が埋め込まれており、この上に紙を押し付けることによって

箱の展開図のようなものが切り出されます。

 

それを組み立てるとこのような箱になるはずです↓

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この状態であれば見たことはあるかと思います。

 

かなりニッチな業界で、機械化がほとんど進まず、

今でも大部分の作業は手作業が基本です。

僕が居たところも、「下請けの下請け」という感じの

小さな町工場で、従業員も10人くらいでした。

 

誰か一人でも抜けると作業が止まってしまう。

そんな環境でした。

ニッチな業界ではあるものの、腐っても「製造」です。

型を作るだけでなく、細かい作業も含めれば、

色々なことを経験できます。

製造で使う道具の基本的なことも、覚えるというよりは

体に染み付いてきます。

 

今回の、古民家改装ではその時の知識・経験が

多少活かされました。

それは僕自身も嬉しかったことです。

 

製造で働いて居た時も、今回の8日間と一緒で

ただひたすらに朝から夜まで「作る・完成される」

ということに没頭する日々でした。

 

ただ、職場環境はあまり良くなく、

「下請けの下請け」受注先からの急な対応にも

即座に対応しなくては行けなく、

それこそ、朝から晩まで、日をまたいで仕事を

することも多くありました。

 

ただ、なんだかんだで「やりがい」はありました。

自分の手で作り出せているという「やりがい」。

不器用だったけど、少しずつ自分自身に技術がついてきている

という「やりがい」。

 

古民家の改装の作業でもをもその「やりがい」が

感じられていて、改めて僕は「作る」ことが「好き」なのだと気づかされました。

 

「作る」ことが好きだから、現場から離れました

「作る」ことが好きなのに製造の現場を離れたのには

現実問題で生活して行くのが難しかったのと、

日本の製造、「作る文化」を残して行きたいと考えたからです。

 

製造で働いていた頃は、本当に朝から晩まででした。

それでも、給料は安かったです。

この現状は、僕がいた工場だけではないかと思います。

 

日本にある多くの製造、、、

第一次産業第二次産業など「ものづくり日本」を支えている

多くの現場が抱えている問題だと思います。

 

申し訳ないながらも、製造の現場で働いている時

「この環境では若者は来ないよね」

と感じていました。

 

でも、作ることを止める訳には行きませんし、

作ることが好きな人はたくさん居ます。

僕も下手くそながらやはり「作る」ことは好きです。

 

でも、今の「製造・作る」環境ではいずれその文化は

衰退してしまうと感じました。

 

多少なりとも現場を知っている自分だからこそ

届けていける現場の声があるのではないか!

と考えるようになりました。

 

「1つ」に没頭し、他を捨てる覚悟をします

僕が古民家の改装をしていて、自分でも一番びっくりしたのが、

自分が「1つのこと」に没頭していられることです。

 

僕は1つに専念出来ないと思ってきました。

楽しそうな話にはすぐに乗っかる、やりたいこと、学ぶことが

結構コロコロ変わる、広く浅く人間だと思っていました。

 

それはそれで、良くて周りからは「何でも知ってる」と

思われるメリットも無くは無いと思います。

 

ただ、最近いろいろと手を出し過ぎました。

マーケティングブランディングSNSの活用などなど

頼まれた事も二の次返事で「いいですよ!」状態。

その性で、どの事にも集中出来ず、自分の100%を出せず、

中途半端になって疎かになってきていました。

 

自分でも何をしている人間か定まらず

「すぎちゃんって、結局何している人なの?」

って聞かれても答える事が出来ませんでした。

 

そんな中で、「1つに」没頭することが出来た

この8日間は自分の考えを改めて整理するいいきっかけに

なりました。

 

僕がやりたいのは作る現場にいる人の声を

「伝えていくこと・届けていくこと」です。

それを理由にわちゃわちゃと、勉強などをしてきましたが、

結局、そっちに気を取られて本来やりたかった

「伝えていくこと」すら、本腰が入っていませんでした。

 

もちろん、これまで学んできたことが無駄だったとは

思いません。必要なこともたくさんあったかと思います。

 

自分が伝えたいことを伝えていくために

マーケティングでターゲット絞ったり、SEO学んだり、

SNSのこと学んだり、、、

なんか、最近つまんないなぁって感じてました。

 

ということで、「伝える」これを主軸に

集中して行動していくことにしました!!!

 

ではでは。

【古民家】の改装をお手伝いしていたら、不器用とか関係ないことに気づいた件

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みなさん、こんにちは!

何も極めないプロ おすぴーです。

 

GW返上で古民家の改装を続けています。

でも、嫌じゃないんです。

自分の手で、古民家が綺麗になり

DIYをしながら、自分の手でその変化を

体験できているので!

 

あと、

「GW何してたの?」

って聞かれたときに、

「あー、古民家の改装してました!」

って言えたらカッコ良くないですか?w

 

改装をお手伝いし始めたころは、

正直、GW明けまでに間に合うか不安なところ

もありましたがどうにかカタチには

なりそうです。

 

 

畳は経年変化で、同じカタチでは無くなる

築100年を越す古民家なので、

床には畳が敷かれています。

この畳が、重くひっぺ返して運ぶのには

中々苦労しました。

 

blackspider-playboy-cool.hatenablog.com

 

そして、何十年も使われていたので、

畳にはその何十年分ものホコリが溜まっています。

 

なので、このホコリを出すのも結構な労働でしたよ。

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それこそ、かつて話題になった

「〇〇おばさん」ばりにw

バンバン叩いて、叩いて、

それでもホコリが出てきました。

 

本来であれば、ダニなどの寄生を防ぐためや

畳を長持ちさせるためには年に2回くらいは

天日干しをするといいそうです。

参考: 畳お手入れ方法|畳・ふすまは岐阜・大垣の老舗 有限会社田宮製畳

 

今回の改装では間に合いませんでしたが…

 

畳を元に戻すときに一番びっくりしたのが、

「元どおり」にならなかったこと!

長年、色々な人に踏みしめられ、歩かれ、

それを支えてきた畳です。

 

新品のころは、どの畳を全く同じ大きさだったはず

ですが、経年劣化により微妙にカタチが

変わっているのか、適当に並べ直しても

うまくはいりませんでした。

微妙に間が空いたり、一部分浮いてしまったり、、、

しかも重いからスッと直せないし、、、

 

元に戻すのが一番大変でした。

 

畳の上にベニヤ板を貼り付け、即席フローリングへ

今回の改装のゴールは、古民家を

事務所として稼働させることです。

 

もちろん畳でも仕事はできますが、その上に

重たい机などを置いてしまうと畳が傷んでしまうので

今回は畳の上にベニヤを敷き、即席のフローリングを

作るというのが、床の改装のゴールです。

 

フローリングにする部屋は全部で3部屋。

6畳の部屋が1つと、8畳の部屋が2つです。

 

最初に取り掛かったのは、8畳の部屋。

少しひっぺ返してしまいましたが、こんな感じで

畳が敷かれています。

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この上にベニヤを敷き、ビスで固定してくのですが、

その時の注意点が2つ。

  • この畳の敷き方とは交互に貼っていくこと。
  • ビスでとめるのは畳の縁。

 

まず、畳と交互に貼っていくとは、畳が横に敷かれている

上にはベニヤは縦ににしき、その逆も然りということです。

こうすることで、上に敷いたベニヤがズレにくくなります。

 

もう1つが、ビスは畳の縁でとめることです。

畳はあくまでい草という植物で作られたもので、

木材などがメインに使われているわけではありません。

なので、畳部分にビスを打ち込んでも、支えきれないです。

そこで、少しでも編みが強くないっている縁に

ビスをとめることで、さらにズレにくくなります。

 

そんな感じで床と格闘し22畳分のベニヤ板を

貼り付けました。

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あと、もう1つ今回は暑さ9mmのベニヤを

使いましたが、いきなりビスから打ち込んでいくと

ベニヤが割れることがあるので、

一度ドリルで穴を明けてから、打ち込んでください。

 

何だかんだで回数をこなすと自分が不器用とか関係なくなる

なんかDIY講座みたいになってしまいましたがw

 

古民家の改装をしていて、改めて気づいたこと

それは1つに没頭すると、段々と「それなり」にできるように

なることです。

 

漆喰を塗ることも、畳をひっぺ返すことも、

ベニヤを貼ることも、何だかんだでどれも初めてです。

ってか、日常生活の中では早々に経験をすることは少ないと

思います。

 

初めてなので、お手本とかはほぼほぼないです。

なので、とにかく「やる」しかない!

という感じです。

 

そもそも、僕は天性の不器用なので、

何かを作るということは苦手分野です。

昔から工作系の成績は良くなかったです。

 

でも、今回の改装は初めてことだらけながらも

それなりにこなせています。

 

それは、その1つに没頭しているからだと思います。

他に余計な考えることなく、

漆喰を塗る、ベニヤを綺麗に貼るに没頭しているから。

 

普段の生活の中では、あれやこれやと手を出し、

情報が入り、やることが増えてどれも中途半端になってしまう

ことがあります。

皆さんにも経験があるのではないでしょうか?

 

でも「1つ」に集中することができれば、どうでしょう?

それに集中でき、むしろそれを完璧にこないたいと

思い取り組むのではないでしょうか?

 

色々なことに興味が湧き、やってみることも大切ですが、

時には「1つ」に集中して、それだけを完璧にこなしてみると

自分にはこんなことが出来たんだという発見にもなりますよ。

 

ではでは。

 

【古民家】の改装で畳をひっぺ返してみたら、意外に重かった…予想と実体験は違う件

みなさん、こんにちは!

何も極めないプロ おすぴーです。

 

前回の投稿の続きになりますが、

株式会社まる さんの古民家リノベ計画の様子

綴ります。

 

このGWはそのほとんどを古民家の改装を

お手伝いをしております。

 

日頃の運動不足が祟ったのか、、、

日を追うごとに体がバキバキになってきておりますw

 

梁の掃除や、土壁の漆喰塗りが終わり

だんだんと作業する部分が上から下へと

移動してきております。

 

昨日は畳をひっぺ返してみたのですが、、、

これがかなりの重労働でした。

 

予想以上に分厚く、、、予想以上に重い、、、1畳の「畳」

畳を持って、運んだことのある人って

どのくらい居るのでしょう、、、

 

ちなみに僕も今回の古民家の改装をお手伝いする

まで畳に寝そべることはあっても

ひっぺ返してみる。運ぶなんてことは

経験したことはありませんでした。

 

ので、だいぶナメてましたね。

畳と行って厚さとかも薄くて、女性でも

運べる感じかと予想していました。

 

バールを使って畳を持ち上げようとした瞬間、、、

その予想は見事に砕け散りました、、、

 

重っ!!!!!

 

そうなんです!!

畳ってめちゃ重いんです!!

そしてめっちゃ分厚いんです!!

厚さ5cm以上あります。

 

なのでバールをすき間に差し込んで

持ち上げようとしても、

まず底までバールが入らず、

そして、重いから最初の段階から

なかなかに大変なんです!!

 

後々で分かったことですが、

1畳の畳は一枚でなんと、、、

 

30kg!!!

 

あるんです!!

 

わかりやすいく例えると

小学2年〜3年くらいの子ども一人分ですw

 

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もちろん、規格とか値段とかで変わって

くるとは思いますが、、

 

その重さのものを畳屋さんは結構軽々持って

運ぶ姿を何回か見たことあります。

しかも畳って1枚だけで使うことなんか滅多にありません。

数十枚、時には数百枚運ぶこともあるはずです。

 

畳屋さん、、、まじでスゲーです。

 

ちなみに昨日は20枚くらいをひっぺ返して

運び、天日干しして、戻しました。

 

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おそらく、、、

「忍法!!畳返し!!」

なんて、絶対無理ですw

 

ネットで調べれば分かることも、実体験には勝ることはなし

既に、畳運びの代償で体中が痛いですが、

おそらく本当の痛みは2日後くらいにくるかと、、、

 

今回僕は、畳があんなに重いものだとは

実際に持ってみるまで、全く知りませんでした。

 

しかし、ネットで「畳 重さ」と調べれば

わずか数秒で一畳分の重さが「30kg」と分かります。

しかし、そこで得たものは

「30kgか重そうだな」とか

「他に軽そうなものないのか」という

イメージと、便利さです。

「経験」というものは得られません。

 

別に「畳を持ってみろ!」という訳ではありませんw

ただ自分が興味を持ってみたこと

面白そうと思ったことはとりあえず

「やってみる」

ということが一番です。

 

僕も、自分でブログを書いているとき

ネットで調べたものとかを参考に書いていると

内容が薄い感じ、自分の考えが入ったものではないと

感じることが多々あります。

 

ネットや人から聞いたこと、得た情報は

結局は他の人が経験したもの「他人の経験」です。

 

しかし、そこに「自分の経験・得たもの」が

入ればそれは、間違いないものになります。

 

当たり前のことですが、ネットでいつでも

どこでも調べられる現代においては、

自分の経験という部分が薄れてきている感じがします。

 

僕もまだまだ、色々な経験をして行かなくてはと

畳を運んでいて、新しく経験しましたw

 

でわでわ。

 

【古民家】の改装をお手伝いしています!!何かをする時の基準は「直感」と「面白そうだから」の件

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みなさん、こんにちは!

何も極めないプロ おすぴーです。

 

数日空きましたが、サボってたわけではないですよ。

土日は書かないスタンスです。

あと祝日もw

 

というのもありますが、実はGWは、

5月から一緒に働かせいただく

もう1つの職場の事務所のお引越しと、

新しく事務所になる古民家の改装に

だいぶのめり込んでいます。

 

古民家の改装をお手伝いできるって

早々できる経験ではありません。

今日は、その様子の一部となぜ僕がやっているのか?

あたりを綴っていきます!

 

なぜに古民家を改装することになったのか?

そもそも、なぜに古民家の改装をお手伝い

させてもらえることになったのか?

きっかけは、新しい仕事を探していており

「株式会社まる」という会社に出会えたからです。

公式HP: https://www.maru-nagoya.jp/

 

以前の投稿で普段はweb制作会社で働いていると

綴りましたが、

 

blackspider-playboy-cool.hatenablog.com

 

僕は「1つだけ」の職にこだわる必要はないと思っています。

むしろこれから先は、自分のスタイルにあった

働き方を選べる時代なので、

自分の「やりたい」と思ったこと、

「面白い」と感じたことはどんどんやるべきです。

 

僕も「まる」さんの方とお話し、

面白いと思ったので働かせていただくことにしました。

 

「まる」さんの面白いところの1つは

「子連れ出勤」がOKなところ。

これ、小さいお子さんを持つママさんには

もの凄く助かることだと思います。

 

前置きが長くなりましが、

その「まる」さんが事務所をお引越しし、

その引越し先が築100年を越す古民家で

事務所にするべく改装をお手伝いしているという感じです。

 

築100年を超える古民家の改装はワクワクでしかない

僕が「まる」さんと出会った時には、

古民家の改装は、始まっておりました。

実は、この古民家を改装するということも

「まる」さんで働きたいと感じた1つで、

日本の和が好きな僕は、いつか、

古民家を改装してみたいと思っていました。

 

僕がお手伝いを始めた時は、

すでに天井がぶち抜かれており、

立派な梁が見えていました。

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築100年を越しても、この梁は

全然生きており、日本の建築はすげーなと

改めて感じました。

 

そこから、元々あった天井の枠を外し、

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何十年の前に打ち込んだ釘は

とても堅く、外すのにめちゃ苦労しました。

 

長年溜まったホコリをみんなで拭き取り、

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綺麗にホコリ被りまくりましたw

 

屋根に登り、蜂の巣を退治したり、

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瓦が崩れたらどうしようかと怖かったw

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時にはみんなで、中庭の見える縁側で

ルマンドアイス食べて休んだり

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土壁を剥がして、自分たちで漆喰を塗ったり

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まだまだやることはたくさんあり、

完成はしておりませんが、みんなで

楽しく作業しております。

 

なぜにやるのか?「面白い」と「楽しい」の直感があったから

もしかしたら、手伝わなくても

お任せしておけばいいんじゃないの?

内装のプロに任せた方がいいんじゃないの?

 

って思う方もいるかもしれないです。

 

正直、改装をしているとバリバリに汚れます。

それこそ、内装業者なみに汚れます。

鼻をかむと、勲章のように真っ黒になりますw

 

こーいうことが苦手、やりたくないって人も

少なからず居るかもしれません。

 

僕がやる理由…

単純に「面白い」「やりたい」「楽しい」

と直感したからです。

 

だって普通に生活していたら、

まず古民家の改装なんてお手伝いできる

ことなんて早々ありません。

 

100年以上、家を支えてきた

梁を自分たちで綺麗にすることも

その上に乗って掃除することも

土壁を壊して、その上に漆喰を自分たちで

塗るなんてことも、

早々に体験・経験できることではありません。

 

僕は最初に「まる」さんが古民家を改装

していると聞いて、「面白そう」と直感しました。

 

そして、実際に改装していると

その「面白い」が「楽しい」に変わりました。

 

僕の今年の基準は「大好き」と「直感」です。

なので「直感」で感じことは

なるべく実際に行動することにしています。

 

直感で感じたのなら、

いいことであっても、わるいことであっても

それは「そのまんま」なのだと思います。

 

あとは、その後の行動を

「どうやって楽しむか」です。

 

最初から「楽しい」ってことはたくさんあります。

そうではなく今の自分の状況

やっていることを「どう楽しむか?」です。

僕もまだまだ、やっている仕事の全てを

楽しむレベルまでは持って行けてないと思います。

 

やりたいことをやっていれば、

どうしても「嫌な場面」に出くわします。

しかし、ながら普段から「どう楽しむか」

を考えていれば、そういう場面も多少は負担にならず

楽しめるのではないかと思います。

 

ちなみに、古民家の改装はかなり

重労働ですが、、、かなり楽しいです!

 

まだまだ完成ではありません。

もう少し手を加えていきます!

 

ではでは〜。

 

【京都〜名古屋】20kmと30kmの大きな壁。曲がりくねった道より真っ直ぐの道の方がよっぽどツライ…

 

ども。ども。

 

前回の続きにはなりますが 、

 

blackspider-playboy-cool.hatenablog.com

 京都〜名古屋までを気ままに歩いてみた時の、後半戦。

三重の四日市市から愛知までの道のりで気づいたこと、

今回歩いてみてのまとめをしていこうと思います。

 

草津でのんびりしてたら危うく電車乗り過ごすところだった

滋賀の草津に到着し、休憩も兼ねて昼飯を食えるところを探しプラプラ…

なんだかんだ行って初めて滋賀に来たので、

何か名物を食べようかとも考えましたが…

 

滋賀=名物はなに⁉︎

レベルなので…何が有名かも分からず。

そして意外にも駅の周りにご飯屋さんが少なく…

昼営業していた鉄板焼きのお店で、

「丹羽鶏の南蛮チキン」的なやつをいただきました!

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しかしながら、これが美味!!

そして、ご飯おかわり自由!!

腹減ってるから箸が止まらないとはこのこと。

 

憎らしいくらい、うまいお昼を堪能しながら電車の時間を確認すると

 

草津駅四日市市までの電車

12時57分発(確か…)

その時の時刻

12時47分

 

まだ休みたい欲求&足の疲労から一本あとの電車調べる

13時57分

 

食べる箸止まる…

目ぇ丸くなる…

きっと疲れのせいだと思う…

 

現実に引き戻される…

焦る…

ご飯かきこむ…

お勘定の時、「ごちそうさまでした」言う…

 

ダッシュする…

切符買う…

電車乗り込む…

 

という一連の流れにかかった時間 約5分。

人間やればできると草津で改めて知ることになりました。

 

おかげさまで、電車の中では結構な爆睡。

速攻で寝落ちし、着いたら目的の駅。

 

というこの旅一番、時間を有効に使えた気がします。

 

京都・滋賀より三重の方が暑いって何!?(・_・;?

とまぁ、そんなこんなで何とか無事に三重県四日市市に到着。

滋賀に引き続き、四日市市も初上陸でした。

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しかしながら、とにかく暑かった!

京都から滋賀の草津へ向かう道のりでは、

いい具合に雲がかかり、日差し少なめで暑くもなく、

気持ちよく歩けました…が、

 

同じ日本でここまで天気が違うのか!

と思えるくらい、三重の四日市市は晴れ渡り、

かんかん照りの中、JR四日市市駅をスタートしました。

 

ここからの道のりは、高低差もほとんどなく、

京都出発とは違い海側をひたすら北上して名古屋を目指す道のり。

 

距離的にはやく30kmちょっと。

電車の中での休憩&爆睡が功を奏したのか、

脚の痛みも和らぎ、暑い中ではありましたが順調に歩を進めて行きました。

 

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名古屋まではほとんど一本道。

というよりとりあえず北を目指せば良かったので、

Google Mapにはほとんど頼らず、脇道を探索しながら、

四日市市を抜け、桑名市に入りました。

 

とは言っても、ここまでやく3時間ほど歩いていますが…

 

ここからがとにかくこの旅で一番キツかった…

 

真っ直ぐな道をひたすら歩く方が心が折れそうになる

 桑名から、愛知に入るためにはどうしても

橋を渡らなくてはいけません。

 

最初に渡ったのは「揖斐長良大橋」

国道23号の揖斐川長良川に掛かる全長1,003mほどの橋です。

 

この橋が視界に入った時は、テンションが上がりましたよ。

あとちょっとで愛知県に入る。帰ってこれた!!

という感じで。

そして、多くの場合は車を利用して通る橋を歩いて渡れる!

ということ。

 

しかしながら、とにかく渡りきるまでが長かった…

ひたすらまっすぐ、まっすぐ…

全長1,000mあるということは単純計算でも渡りきるまでに10分以上は

かかります。

 

これが同じ距離でも普通の道路なら、見ている景色は変わりますし

何より自分が少しずつでも進んでいる感覚がありました。

 

しかし、その時自分が歩いていたのは橋の上…

下は川、前を見ても後ろを見ても、同じようなまっすぐな道。

周りを見ても建物が遠くにあるため、

車や電車などで遠くの景色が変わらないのと一緒で、

ずーーーーーーーーっと同じ景色。

 

一歩ずつ前には進んでいるもの、進んでいる感覚にならず。

この旅で初めて、少しだけ心が折れそうになりました…

 

なんとか橋を渡りきり、普通の道路に入ったものの、

恐らく歩く人などほとんど居ないのでしょう…

歩道はあるものの、腰や肩の位置まで伸びた草が生え、荒れ放題。

 

草をわけつつ進んでいくと、二つ目の橋「木曽川橋」が視界に。

「ここさえ渡りきれば!」

実際、その時自分がどの辺りを歩いているのかよく把握しないまま、

橋の上をてくてくと。

 

日が暮れてくる中、橋の上から前方斜め左を見ると、

遠くながらも見慣れたビル群が…

「あれって名古屋じゃない?名古屋駅のあたりじゃない?」

 

この旅で一番辛かった橋渡りが、一番嬉しい瞬間に変わりました!

 

京都からスタートした時は、本当に名古屋まで行けるのか?

ゴールは分かっていてもそこに近づいている実感はあまり無く、

ただひたすらに歩く。

 

東海三県の一つである三重に入っても、愛知までの道のりは

予想以上に遠く…

脚もところどころ痛くなり始め…

愛知まで辿り着けるか?という疑問が出始めたころのことだったので

1人で歩きながら…

「あれ、名古屋じゃない?ねえ!名古屋じゃない?」

を5回ほど連呼してました笑

 

不思議なもので、ゴールが明確になるとより一層頑張れるもの。

痛みも忘れて歩く脚にも力が入りました。

 

そして、18時47分。

ついに愛知県入りを達成しました!!

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朝、京都を出発してから約11時間ちょっと、

何とか、何とかという感じでした。

 

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 インカメラ壊れてるので、自分と看板が入った写真を撮るのめっちゃ苦労した。

 

Facebookの投稿では一応この愛知県入りを締めとしておりましたが、

実際はこの後も2時間ほど歩き、

名古屋市港区の手前、飛鳥町にてゴールとしました。

 

歩いた総距離は約50km弱。

足が棒になるとはこのことか…と久しぶりに感じました。

 

「意味がないこと」も無駄にはならない!

最後に今回の旅の総まとめ。

 

前回の投稿で旅に至った経緯は説明しましたが、

ではわざわざ歩く旅をした「意味」となると、それは正直分かりません。

というか意味なんて今考えると無かったような気もします。

 

だって普通に考えて、効率や時間の使い方などの観点から考えると

車で2時間あれば辿り着ける距離(今回で言うと50km)を

その6倍近くの時間をかけて歩く意味も必要も無いのですから。

 

正直言えば、歩いている中で僕自身も

「何してるんだろうなぁ、俺」

「何で歩いているんだろう…」と考えることは何度もありました。

 

なので、「何で、歩いたの?」と聞かれても

明確な答えは今の自分では持っていません。

 

ただ言えることは「意味のないこと」でも決して

「無駄にはならない」と言うことだと思います。

 

例えば、話のネタになります。笑

少しだけ痩せます。

そして、自分で決めたことを自分の力で成し遂げられた

達成感が少なからず自分の自信へと繋がります。

 

どんな些細なことでも、経験値となり自分に蓄積されていきます。

 

意味のないことであっても、続けて行けば

いずれはその続けること自体にも意味は出てくるはずです。

 

すでに11月に関東方面へ行く計画も立てています。

 

最後になりますが、

改めてFacebookでいいね、応援コメントをくれた皆さん。

皆さんの支えあってこそできたゴールです。

本当にありがとうございました!!

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